2014年03月02日

追悼 まどみちおさま

地球の用事 まどみちお童謡集より


頭と足

生きものが 立っているとき
その頭は きっと
宇宙のはてを ゆびさしています
なんおくまんの 生きものが
なんおくまんの 所に
立っていたと しても・・・・・

けれども そのときにも
足だけは
みんな 地球の おなじ中心を
ゆびさしています
おかあさあん・・・・・
と 声かぎり よんで

まるで
とりかえしの つかない所へ
とんで行こうとする 頭を
ひきとめて もらいたいかのように



二月の終わりの朝、大好きな詩人、まどみちおさんが亡くなったとのこと。
今日になってじわ~んと胸にひびいてきました。

大潮でドン引きした東シナ海を貝とりして歩きながら、遠く波頭が立つ波の向こうを眺め、まどさん、ありがとうございます、って、手を合わせました。


足の裏にある湧泉のつぼは、体が大地と繋がる場所でありその象徴。
大地と繋がっているって結局、地球の上にいる生きとし生けるものはすべてつながっている、ということ。等しく生かされている、ということ。

まどさんの詩とこころ。
これからも たくさんの人たちに つたわっていきますように





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