2013年06月13日

~天地の気と相和して生きる~夏の養生法



夏の三か月間を蕃秀(ばんしゅう)という。

それは花咲き栄える季節である。

この期間は、天地の陰陽の気が活発に交流し合って、生きとし生けるものすべて、花咲き実る盛んな時である。

 この時にあっては、人々は夜は夜更かしすることなく、朝は早く起床し、日の長いのに倦むことがないようにする。

精神的には志を高ぶらせることなくのびのびとし、肉体的にはうっとうしさを除いて、陽気を体外に泄らしてやる。この時にはすべて発散させるようにし、うっ積することのないように気を付けるべきである。そのようにできれば、それが夏における成長を特長とする天地の気に合い応じることであって、これこそ、夏時の養生法であるというものだ。


この養生法に逆らって心をうつうつとさせたり、身体に鬱熱させたりすると、夏に盛んに活動する心の臓が傷害されて病となる。たとえすぐに発病しなくても、秋が来るとこれが原因となり、おこりとなる。すなわち夏に受けた障害が元になって秋の収れんの気力が減少する結果、病が表面に出てくるのだ。

(黄帝内経素問~こそどさん意訳バージョン~より)

もうすぐ夏至。

晴れの日が続き、くっきりもくもくの雲と真っ青な空を見上げて、長い夏がはじまったんだなあ~~

と思うこのごろです。

毎日朝から晩まで鳥が盛んに鳴いてるし。庭に植えたミニトマトは次々と赤く実をうらして。草は生い茂って。

ふと見上げるとちょうちょやとんぼがあちこちでむつみあって、性を謳歌している!

毎日植物の葉に卵を産み付けてはそれがかえって。


(はあ~~

よろしおすなあ。お盛んですなあ~~)


と・・・もうすでに夏バテ気味の私ですおすまし

この時にあっては日の長いのにうむことがないようにする、というのがおかしいですね。

日が長くなってうんざりしないでってベー

性格的に倦みやすく、

あ~ついてけねえ~~しんど~~い

時間あったら横になりた~い

と・・・だらだら人間なので気を付けネバ・・・

さあ!夏を乗り切ろうね!ちばりよ~~!!




同じカテゴリー(東洋医学ことはじめ)の記事
手の陽明大腸経
手の陽明大腸経(2019-01-21 22:52)

鍼のひびきあれこれ
鍼のひびきあれこれ(2014-09-13 00:13)

お灸講座ご報告
お灸講座ご報告(2014-08-10 17:14)

いやしとお灸
いやしとお灸(2014-04-15 16:58)


 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。