ちんちんと、ほと

そうや晶

2013年10月25日 23:23



我が家の
もうすぐ三歳女子さんが、下ネタブームで閉口しているこの頃です。

最近個性が発揮されてきて、どのような人物かということがあらわになってきているRちゃん。

笑い方が・・・

「がはははは」と「きゃはははは」

なんです。豪快。。


いつもお兄ちゃんの真似ばかりしてる人ですが、下ネタもしかり。

おにいの下ネタブームは彼女がお腹にいる間にピークを迎え収束していったはずなんですが、恐るべし胎教の効果。。。


お着替えするたびにおふざけして

ちんちーん!

とおどったり>_<

(いやそこさ、ちんちんじゃないわけよ…)

と思いつつも、じゃあ、といって適当なコトバか見当たらない。。

ああ、、。

めんどくさい。。

いいよ。もうちんちんでいいよ。

どうせ今だけのことだしね。

女も男もチンチンでいいさ。。

と適当にやり過ごそうと思っていたこの頃。


しかしそれではいけない、という事件が発生したのです。

ダンナの話によると、

保育園送るときの車の中で、
股をおっぴろげて

(ちんちん出て来~い!)

と股間を叩いていたとのこと。。

さらに別の日は、水筒を股にはさみ、ちんち~~ん!!と叫んでいたとのこと。


これはいかん。


やはり凹は凹。凸ではないことくらい彼女にもわかっているのである。

この流れを変えるためにも、女のアソコを表現する名称を彼女に与えねばならない!!

と、思い悩みましてね。


思い出したのは、ゴールデンウイークに大和の三輪山に行くに当たり調べた神話の話でした。



大物主神話(古事記) 勢夜陀多良比売との出逢い

勢夜陀多良比売(セヤダタラヒメ)が美人であるという噂を耳にした大物主は、彼女に一目惚れした。
勢夜陀多良比売に何とか声をかけようと、大物主は赤い矢に姿を変え、勢夜陀多良比売が用を足しに来る頃を見計らって川の上流から流れて行き、彼女の下を流れていくときに、ほと(陰所)を突いた。
彼女がその矢を自分の部屋に持ち帰ると大物主は元の姿に戻り、二人は結ばれた。


(ほと)


そうだ!これだ!!


と。。。

下品なかんじでもなく、かといって解剖学用語のようにそっけない感じでもなく、凹をよく表しているな、と感心しました。

今は余り使われていない女性の会陰を表す古語ということですが、私、この年になるまで知らなかったのです(まだまだこれからな38)。



そうだった、そうだった。

いいのあったんだわい。


今度教えるきかいがあればこれでいこう!


と気合を入れました。

そして、、、

チャンスはさっそく巡ってきました。

(いやもう、毎日のことですから。下ネタおふざけは)


先日お着替えの最中、

股をばんばんやりながら、

ちんちーん!

とおふざけしだしたそのとき!


「これは、ほと!Rちゃん、これはほとだよ!」


とはじめての?性教育。

すると意外にも、


「ほと?

ほ?と?」


と、きょとんとした顔で・・・


トーンダウンしてるではないですか!

すごい!さすがすばらしき古語パワーです!


それから私、言いまくりました。

トイレで小便後の紙を渡すとき。

シャワータイム。

シャワー後の体をふくとき。


「お兄ちゃんのはちんちん。Rちゃんのはほとだよ」

ってね!がははははは!


隠されたものに名称を与え表に表すこの快感。


やはり最近ちんちんの連呼が治まってきた模様です。

(まだありますが)


幼い子どもと過ごすというのは、今まで向き合わずに来た問題(女のアソコの呼び方)と向き合うためのチャンスを何度も与えてくれるものなんですねえ~~


まったく。Rちゃんのおかげさま。

この言葉、私のように無知な方もいらっしゃるかもしれませんからね。

使えますよ!









関連記事