気分は厭戦
宮崎駿監督の風立ちぬが話題になってます。
私も、どんなかな~。
映画館にまでは行けんけど、レンタルDVDが出たら見よう~
と思いつつ、ジブリが最近出した冊子のPDF版を読んでたら、
「厭戦」(えんせん)
という聞きなれない言葉が載ってました。
厭世、ではなく厭戦。
反戦という言葉になんとなく違和感を感じていて、
やっとしっくりくるコトバに巡り合えたみたい。
厭戦というと、その反対はたぶん好戦ということになり、私たちみんな、それぞれ多少の違いはあるにせよ好戦的なところってあるよなあ、って。
まるで自分の外側で勝手に戦争してる、というような反戦という言葉にくらべて、厭戦はもっと身近に、不安と不信と攻撃と、私の内にまで食い込んでる、そんな戦に向かう心理の中から。
人間の悲しい性のように、えんえんとどこかで続いてきた戦争のただ中から。
発せられてるような。
だけど、もう十分。ウンザリしてるっていう。
そんな今の気分を、上手く表してるって思いました。
気分は厭戦。
好戦的な自分を反省しながら、新しい生き方を、海や、鳥や虫や植物から教わってる最中です。
下の写真はルリタテハって。
100円プールのある嘉手納の公園にて。
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