夕方、読谷子ども芸能祭の関係で鳳ホール前で娘と時間をつぶしていたんです。
そしたらちょうど隣のお家の子ども、幼稚園生から小学校低学年の5人組と出くわして。
娘とその子らを遊ばせながら、娘が小腹がすいた、などと言うものでゆんた市場にお稲荷さんなんか買いに行って戻ってくると、子どもたち6名が駆け寄ってきたんですね、
しゅんのおかあさ〜ん!鳥が死にそうになってる〜っ!!
って。
聞くと、ピーピーピーピー鳥の鳴く声がどこからか聞こえるからさがしてみると、鳥がブロックの隙間に挟まって動けなくなってる、とのこと。
え?まじでか?
と見に行くと、確かに、花壇の端に埋めてある白い長方形ブロックの穴にはまり込んでいる鳥の姿が!
多分ですね、想像するに、まだ子どもであまり飛べないイソヒヨが木から落ちてパニックになりウロウロしてる内に起こった悲劇かと。。。
(うわ。どうしよ。。これ手で引きずり出すしかない⁈
いや、むり。自分には無理)
とすぐさま判断した私はみんなに、
あなたたちのお父さん呼んできて!それか誰か男!男の人呼んできて!
と叫んだんですが…
残念。。
誰も動かず…
暗黙のうちに
(てめーに頼んでるんだろーが)
というみんなの声が聞こえ…
しゃーねーな、私がやるしかない、、、としぶしぶ決意。
とりあえずブロックの上に渡してある板を取り除くためにその上に乗ってる鉢なんかをよけて、ブロックをあらわにしてみました。
数センチ埋め込まれてるかんじ。頑張れば持ち上げられるかも、という。
手でしばらく周りを掘った後、腰落として踏ん張って
ふんが〜〜っ!!
って。
土に埋め込まれてるブロックを持ち上げました!
そん時スカート履いて化粧してピアスまでつけてたんですけど!
仁王立ちで
うおーっ!
って持ち上げたら、持ち上がったの
そうしたら、直ぐに、イソヒヨのこどもがテケテケ〜って出てきて逃げて行ったのでした。
そりゃあもう子どもたちのうれしそうな顔!
やった〜!鳥を助けた〜!
ってみんなでハイタッチ。
子どもたちの私を見る尊敬の眼差し!
うれしかった〜〜!!
花壇の全てをもとに戻した後、
(生きてたらさ、たまにはいいこともあるね)
な〜んて、この夏亡くなった私の旦那さんのこともよく知ってた子どもたちにわざわざ言ってみると、
みんな、
ニヤニヤニヤニヤ。
あはは。大人だったらまだしも、子どもが、なんて言ったらいいのかな、って固まる姿、おかしかったです
まあ、実際、毎日通学路を歩いてると、色んな死骸を見るんですね、ネズミや猫や昆虫が車に轢かれてたり。
鳥が窓ガラスに頭ぶつけて死んでたり。
そんな中で、こんな風に、子どもたちと協力してイソヒヨ雄の子どもを救ったこと、私にとっても、子どもたちにとっても、うれしい、心温まる出来事でした
生きててよかった