2013年07月05日

膝関節の痛みに



治療院をしてると、ある疾患の患者さんが何人も続く、ということ、よくあります。

不思議なもんだなあ、と思います。

最近は湧泉はりきゅういんは膝関節の痛みブームです。

原因は様々で、半月板損傷とか事故とか変形性膝関節炎とか。


膝の痛みは私も高校くらいからたまに左ひざが痛くなることがあり、鍼灸学校に通ってるころまで続いていました。

(今こんなだったらこれからどうなるんだろう?)

と少々不安を感じてたのですが、整体の勉強をしてるうちに整体の先生に治してもらって、

以来すっかり痛みなく今まで過ごしています。

さて、

治療は。。。

鍼灸では痛みのもと、炎症をおさめるために鍼やお灸をしていきます。

経絡治療でいうと、脾肝をみていきます。

腫れ、筋の引きつり、歪み、

ということです。

以前お勤めしてた京都の鍼灸院、とっても膝の治療の人が多く、内転勤を公孫でゆるめたり、足指の胃経をつかって膝を曲がりやすくしたりしてたので、それも使います。




整体では大腿骨と脛骨ひこつのねじれを解消していくようなアプローチ。

および足関節の可動性を出して制限を解除していくような。

立った時の足裏への体重のかかり方に注意して、しっかり体重が足裏全体に載るように誘導していくわけです。


運動指導としては沖縄に来てから習った動作法の、

足の親指と人差し指の間に体重を落としこむように全身を使ったスクワットを指導しています。


アライメントを整えるだけで、痛みがきれいになくなることがあります。
私自身、それを体験して今まで痛みは出ていないので、
整体と運動指導に重点を置いて治療させていただくことが多いです。


セルフケアとしては是非お灸。

痛みや炎症によく効きます。

痛いところに直接。

おためしあれピース




な~~んて書いてたら、自分の文章にヒントを得て、今日の膝いたさんにはハムスト(ももうら筋)の起始から停止までゆるめて。足厥陰中封も使って。
そいで足関節をじっくり見て、丘墟付近の青たんを叩く鍼でとっていくと、どんどんアライメントが整ってきた~。

よかった。

土台(足部)が変わると、ドミノ式に全身が変わっていくんだな~としみじみ。

青い空がまぶしいぜ晴れ



同じカテゴリー(治療あれこれ)の記事
腰痛と肩こり
腰痛と肩こり(2019-01-18 14:42)

魚の目とり
魚の目とり(2016-05-27 11:32)

めまいに鍼灸
めまいに鍼灸(2015-10-23 16:02)


Posted by そうや晶 at 13:30│Comments(0)治療あれこれ
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。