冬のからだ、冬の養生
しばらくブログを書いてませんでした。
そうです。
私この間、情けないことに二度も風邪を引いておりました。
寒さに弱い我が家の面々は旦那も喘息が出たり子どもも風邪ひいて一日幼稚園お休みしたり。
自分と家族のケア(主に自分のことで精いっぱい)で大変でございました。
私の場合は一度目はいきなりお腹から風邪が入りました。
胃のむかつきと下痢。
二回目は朝、のどの痛みで目が覚めて。
とりあえずは布団サウナ(たくさんの布団を頭からかぶって汗をいっぱい出す)で乗り切った後、常備薬のマオウ附子細辛湯(漢方薬で麻黄+附子+唐辛子)。
最後は寒気に移り(表寒)、水っ洟が大量にではじめ、陽池(手首全面中央)と陽陵泉(腓骨頭前方)にお灸して締め。
体の表面のバリアを補強して終わり、でした。
風邪の入り方も内から(腹から)外へ(体の表面)抜けていく場合、表から内へと入っていく場合、色んなパターンがありますねえ。
さてさて、冬のからだ。
冬は内にこもる、守りの季節です。
体を前と後ろに分けると、
後ろが緊張して固くなります。
(肩こりや背中の張り、ふくらはぎの冷えとして出てきます)
前面は季節の変わり目にうまく対応できないと、お腹が冷えて胸がかたくなります。
体を上と下に分けると、足が冷えてのぼせる、という上実下虚となります。
シンプル
そんなわけで、この時期、腕が挙がらない、やぎっくり腰など、急性的疾患も多くなります。
湧泉はりきゅういんでも頸、肩の痛みやぎっくり腰の患者さん多いです。
じゃあ冬の養生は。。。
表の守りと肚(はら)を据える=下腹部の充実
これに尽きるなあ。。。
二回の風邪を戦い抜いた今の私の偽りなき実感、でございます。。。
気合入れて寒さを乗り切りましょうね!!(沖縄から言うのもなんですが)
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